2023年4月1日から空き缶のデポジット制度が始まる
2023年4月1日より、空き缶を返却すると15セントが返金される。
オランダの「デポジット制度」は、ペットボトルの飲料購入時に少額の預り金を支払い、空になったペットボトルを返却することにより、預り金が戻ってくる制度である。通常はペットボトル返却時に、バーコード付きのレシートが発行され、買い物時にそのバーコード付きのレシートを提示することにより、預り金の金額が引かれる仕組みである。
4月1日より、ペットボトル他、空き缶にもこのデポジット制度が適用されるが、全ての空き缶ではなく、当面はデポジット可能と分かるロゴが入った缶のみだそう。
ロゴなしの缶飲料については、預かり金の分が差し引かれた金額で販売されるという。
スーパーやガソリンスタンド、駅やスポーツジム等、オランダ全土の約27000か所にて空き缶のデポジット制度利用が可能となる。
空き缶のバーコードが判読できないと返金されないので、缶を潰したりしないようにとのこと。
参照サイト(2023年4月2日Jeugdjournaalサイト):
**************
オランダでは従来のペットボトルだけでなく、空き缶もデポジット制度対象となりました。
このようなニュースを聞くと、ヨーロッパの方が日本よりもリサイクル率が高そうですが、実は日本のペットボトルリサイクル率は85%以上、ヨーロッパ、アメリカを上回るそうです(ヨーロッパは42.7%、アメリカは18%だそうです)。
日米欧のリサイクル状況比較|統計データ|PETボトルリサイクル推進協議会