2023年3月17日以降コロナ検査不要となる

2023年3月10日の保健・福祉・スポーツ大臣(日本の厚労省大臣?)の「今後コロナ検査は不要」という判断により、3月17日よりGGD(Gemeentelijke gezondheidsdienst「保健所」のこと)はコロナ感染検査を中止することになる。既に数週間前からGGDは、コロナ検査希望者が激減したことにより自主的に検査会場を閉鎖し始めていた。

3月17日までは、コロナからの回復証明を必要とする者を対象にGGDにて検査を継続する予定。

2023年3月17日以降は民間業者にコロナ検査を委託し、GGDの全検査会場は閉鎖されることになる。

GGDでは2020年6月1日からの過去3年間で、3160万回=約1200万人対象の検査を行ってきた。2021年1月6日以来、1250万人以上に対し約3700万回のワクチン接種を実施、ワクチン接種については今後もGGDで継続される。

参照サイト(2023年3月10日GGDサイト)

https://ggdghor.nl/actueel-bericht/ggden-stoppen-met-testen-op-corona/

 

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2023年3月17日(金)より、オランダではいよいよ最後のコロナ規制であった「コロナ検査を受けること」、「陽性患者の自宅隔離」が撤廃されることになりました。陽性でも自由に外出することができるようになり、要はコロナ=普通の風邪と同じ扱いになります。

日本でもマスク着用が原則不要となりましたが、オランダではマスク着用についてはだいぶ前から規制がなくなり、自主的に着用する人は高齢者の方を含めほぼ見かけません。

自由を重んじるお国柄もあるのか、オランダでは政府による規制にアレルギー反応を示す人が多い印象です。その一方でバスや電車でマスクなしで咳をしている人、密の中で大声で話している人も多く、日本では「みんなが着用しているから」とマスクをなかなか自主的に外せない方も多いかもしれませんが、「他人に迷惑にならないように」という考えがベースにある日本社会との違いを感じます。